春来たりなば
転勤を控えてか、なんとな~く憂鬱な今日この頃である。
「男がくよくよするんじゃない」
それは確かにそのとおり。反論はしない。だがである。
私は自慢ではないが、環境適応能力が欠けらもない人間なのだ。
まあ、暗い話はこの辺にしておくか。
といって、明るい話題もないのだが・・・。
今日見た、へんな光景を記しておく。
お昼過ぎ、車を走らせていたら、数十メートル
先をばあさんが渡りはじめた。
そこは横断歩道ではなく、ばあさんは近道を
したいという単純な理由で渡り始めたのだろう。
まったく、危ないばあさんである。
私がブレーキを踏まなければ、確実に跳ね飛ばして
しまう絶妙のタイミングで渡り始めたのだ。
ばあさんのスタート地点は、私の車の30メートル先、
反対車線がわの歩道、つまり私から見ると右、前方
ということになる。
『ばあさんの中には勝手に相手がよけてくれるだろう。
いや、よけてくれよ、ちゃんと。とでもいわんばかりの
あまりに自己中心的なおバカさんが多いんだよなあ。』
などと、苦々しく思いながらブレーキに足をかけようとした
まさにそのときである。
こちらを一瞥したそのばあさん、常識では考えられない猛スピードで
歩き始めたのだ。
年齢は、見た感じでは、80歳は超えているはず。
それが、まるで競歩のオリンピック選手のような
猛烈な勢いで歩き始めたのである。
ブレーキを踏むどころか、アクセルを踏んでも
影さえ踏めないほどの電光石火ぶりに、私が
しばらく呆然とするしかなかったのは言うまでもない。
あれは、春の幻だったのだろうか。
« もし変身できるなら | トップページ | 花粉症 »
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/178961/14421400
この記事へのトラックバック一覧です: 春来たりなば:
« もし変身できるなら | トップページ | 花粉症 »


コメント