雨は天敵
私はお金に関しては完全なるどんぶり勘定であって、欲しいものは何でもすぐに買ってしまう。好きなゲームソフトは買わずにはいられないし、おやつを買うためのコンビニ通いは毎日1回は欠かさない。去年の3月には4LDKのマンションを現金で買ってしまったほどである。
にもかかわらず、私の資産はかなりのペースで増え続けている。というと、私の収入がとてつもなく良いように思われるかも知れないが、ハッキリ言ってそんなことは全くない。どころか低所得者層に分類されてもおかしくないほど、収入は少ないのである。
ではなぜこのようなアンバランスが起きているのか。それは私が車を持たないからである。車は、購入費用、そして維持費が膨大であり、意味なく遠出をしてみたり、車でしか運べない大きな商品を買ってしまったりしてしまう、所有するだけで恐ろしく出費がかさんでいく "金食い虫" なのである。
そう考えて、私が車の代わりに所有しているのが、いわゆる原チャリだ。私は原チャリを、車とは逆に "金を生み出す打ち出の小槌" のように考えて大切に扱い、通勤時にも利用している。晴れた朝などは、渋滞する車の左側をブっちぎり、会社に着くころには、気分も爽快で、仕事を始めるための気力が満ちてきたりと、いい事づくめだ。
問題は・・・、雨の朝である。シトシト雨なら大丈夫。しかし、しかし、しかーし、土砂降りの雨を顔面で受け止めるときの痛さといったら、ハンパなものではない。陣痛と比べるのは女性に失礼かもしれないが、極々小さな陣痛が、顔の表面で無限に発生しているといっても過言ではないほどの痛さなのだ。雨で顔が濡れて断言は出来ないが、恐らく涙も出ているだろう。明日から雨か・・・。憂鬱だ。


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